第3回歴史部会勉強会(5/14)のご案内

高等教育研究プラットフォーム第3回歴史部会勉強会を下記の日時で開催します。参加をご希望の方は、申し込みフォームにご回答ください。申込期限は5月5日(水)ですが、 20名程度に達しましたら募集を締め切る可能性がありますのでご了承ください。お申込みいただいた方には、 5 月12日(水)に、会議情報 Zoom URL 、ミーティングID、パスワード)と当日のプログラムを、ご記入いただいたメールアドレスに連絡いたします。いただいた情報は本企画の目的にのみ利用いたます。

(事務担当 五島敦子 南山大学)

  • 日時:2021年5月14日(金曜日)18:00〜20:00
  • 開催方法:ZOOM形式
  • 報告者:山本珠美 湯川次義 中尾麻伊香 ■司会:戸村 理
  • 題目:書評会 山本珠美(2020)『近代日本の大学拡張―「開かれた大学」への挑戦』学文社
  • 《申し込みフォーム》

  • 第43回大学史研究セミナーを開催しました

    • 日 時:2020年12月6日(日)9:00〜15:30
    • 自由研究発表:9:00〜14:40
    • 総 会:14:50〜15:30
    • 《印刷用プログラム》

    2020 年12 月6 日(日)、オンラインによる研究セミナーが開催されました。開催にあたり、会員の皆様には多大なご協力を賜りましたこと、厚く御礼申し上げます。当日は、会員・非会員併せて34 名の参加を得ました。

    自由研究発表では、5 名の会員が発表をされました。午前は坂本辰朗会員(創価大学)から「ジョンズ・ポプキンズ大学における特別研究員制度成立のアメリカ合衆国大学史上の意義」、羽田貴史会員(広島大学)から「1951 年大学管理法案は大学自治を侵害したのか −イール ズvs 南原の闘争−」、福石賢一会員(高知工科大学)から「『英国人名事典』に見る二十世紀前半のケンブリッジ大学工学専攻者たち」の発表がありました。午後は、佐藤寛也会員(東京大学大学院)による「東京大学の学園祭史」、福留東土会員(東京大学)による「市民の精神的自由における学問の自由の意味」の発表が行われました。全国各地からの多彩な発表に対して、質疑応答も活発に行われ、大変有意義なセミナーとなりました。

    今回、研究発表をしなかった者が何を言うか、というご批判は尤もではありますが、会員諸氏のご研究に触れ、国内外の研究成果を踏まえた独創的な視点、対象を紐解く精緻な手法、歴史的転換点とその研究史上の位置づけ、大学が存立する社会との関係性を問う試みなど、多くのことに気づかされました。

    最後に、第43 回大学史研究セミナーは、本来であれば大東文化大学が会場となり開催予定でした。会場校での開催かオンライン開催か、ギリギリまで調整・ご対応いただいた浅沼薫奈会員のご協力が無ければ、今回のセミナーは開催できませんでした。多岐にわたるご尽力、本当にありがとうございました。

    (セミナー担当:山本尚史)

    セミナー参加記

    佐藤 寛也(東京大学大学院)

    第43 回研究セミナーは、2020 年12 月6 日(日)に開催されました。今回は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、初めてオンラインでの開催(Zoom 形式)となりました。シンポジウムを開催せず、自由研究発表のみ1 日のスケジュールでした。。

    新会員である筆者にとっては、今回が初めて参加する研究セミナーでしたので、残念ながら以前のセミナーと比較して述べることはできないのですが、オンライン形式であっても一方通行の発表とはならず、実際に対面するのと遜色のない非常に闊達な議論が交わされていたことが印象的でした。先輩方のお話を伺うと、オンライン開催となって遠方から参集する必要がなくなったことで、例年よりも多くの方にご参加いただけたとのことでした。何もかもが例年と異なり、また新型コロナウイルス関連の対応で本務も例年以上のご多忙であろう中、セミナー開催の準備と当日の運営にあたられた事務局の皆様に、心より感謝申し上げます。

    そして、自由研究発表を担当された会員の方々(自身もそのひとりなのですが)にも、同そして、自由研究発表を担当された会員の方々(自身もそのひとりなのですが)にも、同じく感謝申し上げたいと思います。対象も多岐に亘る非常に興味深い発表ばかりで、自身のじく感謝申し上げたいと思います。対象も多岐に亘る非常に興味深い発表ばかりで、自身の発表に向けた緊張がなければもっと落ち着いて聞けたのではないかと思うと、申し訳ない気発表に向けた緊張がなければもっと落ち着いて聞けたのではないかと思うと、申し訳ない気持ちにな持ちになります。ります。。

    筆者自身の発表では、昨年度末に修士論文として書き上げたばかりの、東京大学の学園祭筆者自身の発表では、昨年度末に修士論文として書き上げたばかりの、東京大学の学園祭の歴史について報告させていただきました。質疑では、今後どのような新たな史料が活用での歴史について報告させていただきました。質疑では、今後どのような新たな史料が活用でき得るのかというご指摘や、大学祭という言葉の起源、大学側の意思決定過程や学園紛争期き得るのかというご指摘や、大学祭という言葉の起源、大学側の意思決定過程や学園紛争期の学生運動と学園祭との関係についてなど、今後の研究のヒントとなる多くのご示唆をいたの学生運動と学園祭との関係についてなど、今後の研究のヒントとなる多くのご示唆をいただくことができたと思います。だくことができたと思います。

    冒頭に述べたとおり、オンライン開催の利点を活かした、とても有意義な場であったので冒頭に述べたとおり、オンライン開催の利点を活かした、とても有意義な場であったのですが、総会まで終わってすが、総会まで終わってZZoomoomミーティングから「退出」したあと、一ミーティングから「退出」したあと、一抹の寂しさを感じたこ抹の寂しさを感じたことも、また事実です。きっと昨年度までのセミナーでは、休憩時間やセミナー前後を通じたとも、また事実です。きっと昨年度までのセミナーでは、休憩時間やセミナー前後を通じた会員同士の交流も大きな魅力のひとつだったのではないでしょうか。新型コロナウイルスの会員同士の交流も大きな魅力のひとつだったのではないでしょうか。新型コロナウイルスの感染拡大状況は全く予断を許しませんが、まだまだ右も左もわからない新入会員の身、先輩感染拡大状況は全く予断を許しませんが、まだまだ右も左もわからない新入会員の身、先輩方と初めて直接お会いできる日を心待ちにしながら、筆を擱かせていただきます。方と初めて直接お会いできる日を心待ちにしながら、筆を擱かせていただきます。


    セミナー問い合わせ先: